Yakko Style

日々のことを綴る個人日記

偽装ぢどりの実験

  昨年の2月22日にブログにも書いた、魚柄仁之助さんの著書、

  「冷蔵庫で食品を腐らせない日本人」を読んでから、図書館で

  他の本を探しては、読み続けておりました。

  今回読んだのは、「明るい食品偽装入門」より安い鶏肉を

  美味しくする方法です。普通、本などに載っている

  安いムネ肉を美味しくするのは、 豆板醤を使うなどの調味料頼みの方法です。

  著者のは肉そのものの質をレベルアップさせるやり方です。

  ムネ肉を海水ぐらいの塩水に3時間程浸して丸二日干すのです。

  (夏は丸一日だそうですが…ちょっと怖いかな)

  干している間に 熟成が進み肉のタンパク質が旨味の素である

  アミノ酸へと変化し、しっとり旨味たっぷりの肉へと変身するわけです。

  肉の熟成のその先は腐敗ですから境目は微妙なわけです。

  夜の9時に干して、翌々日の朝(36時間)冷蔵庫に戻しました。

  何度も匂いを確かめてから、昨日調理してみました。

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  ニンニクをオリーブオイルで炒め香りを移してから玉ねぎをいため、

  戻したボルチーニ茸とトマトソースで軽く煮込みました。

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  本当にムネ肉がしっとりして旨味のある出来になりました。

  この実験、面白かったです!(わたしこういうの大好き!)

 

  献立はムネ肉とボルチーニ茸のトマト煮、菜花とポテトのミモザサラダ、

  新玉ねぎと若芽のオニオンスライス、恵方巻きで残ったカニ缶でスープ。

  きんぴら、他でした。

  タイトルは著書の中の「偽装ぢどり」からいただきました。

     

      00443.JPG 残ったムネ肉は

  今日のブランチのサンドイッチにもなりました。

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